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| ピンボールで遊ぼう |
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Table of Contents |
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| 1. 基本編 |
| I. ピンボールキャビネット |
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ピンボール台は大体奥行き130cm、巾55cm、高さ60cmの木製の箱の中に色々なパーツや電球が納められた機械です。足の部分を入れると全体の高さは190cmほどもあります。プレイフィールド(ボールが転がる盤面)の位置は床から90cmほどで、大人の男性なら腰くらいの位置になります。 中に設置されているバンパーやランプなどの様々なターゲットや、美しい絵が印刷されているプレイフィールドを上から覗きこむような形でプレイするのですが、台の上面にはガラスが入っており、プレイフィールドやボールに直接触れることはできません。 プレイヤーはフリッパーで打ち出した直径3cm弱の鉄のボールをターゲットに当てたりホールに入れたりレーンを通したりして役(フィーチャー)を揃え、得点を競います。 沢山のライトは役に応じて点滅し、バーなどの薄暗い室内で色とりどりのパーツがきらびやかに光る様子はまるでクリスマスの箱庭のように見えます。写真はリトルウイングの事務所にあるBally社の名機「アダムスファミリー」です。 ピンボールの実機はプレイフィールドのパーツにフリッパーで打ち出した鉄製のボールをがんがん当てるという大変フィジカルで、スポーツに分類されても良いゲームです。状況を読んでゲームを組み立てる頭脳、斜度のついたプレイフィールドを転がるボールを狙ったコースに打ち出す反射神経、全身を使って台を揺らしボールのコースをコントロールする体力の3つが揃って初めて高い得点を出すことができます。
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| リトルウイングの事務所にあるBally(R)の名機アダムスファミリー |
| II. ピンボールキャビネットの中身 - 基本中の基本編 |
| ピンボール台にはずいぶん色々なものが詰まっています。それぞれの名称と役割を簡単に説明しましょう。
プレイフィールド 一般には木製で、ゲーム画面がシルクスクリーンでカラー印刷されています。近年はマイラーでコーティングされたりしていますが、昔はコーティングがありませんでした。 ライトは穴に嵌め込まれたプラスティックの透明版がプレイフィールドの下から電球で照らされて光ります。 プレイフィールドの下には装置を動かすための機械や基盤が組み込まれています。写真はキャビネットの内部です。プレイフィールドの裏側に沢山の装置や配線が付けられているのが見えますが、キャビネットの中は意外にがらんとしていますね。 |
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ポスト 鉄またはプラスティック製のバーにゴムが巻いてある柱の総称でいろいろな形態があります。スリングショットやフィールド各所のカバーを支えたり、要所要所でボールのターゲットやフリッパーへの当たり具合をコントロールしていたりする縁の下の力持ち的存在です。 |
| III. ピンボールキャビネットの中身 - 実践編 |
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ドロップターゲット プラスティックの板が1枚または数枚並んでいて、ボールが当たると板が下に引っ込みます。ドロップターゲットのひとまとまりを「バンク」と呼びます。「バンクのターゲットをすべて沈める」事、また他との組み合わせで役を揃えていくのが一般的です。 |
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スポットターゲット ドロップターゲットと似た役割を果たします。プラスティックで出来たターゲットが立っていて、こちらはボールが当たっても引っ込みません。 |
| ロールオーバー ボールがその上を通過することによりスイッチが入る仕組みです。レーンなどの途中に曲がった針金状のスイッチとして存在することが多いのですが、円形のライトの上に白い星形のプラスティックのボタンが乗っているものは、全方向から反応するためフィールドに直接ある場合もよく見かけます。ボールがこの上を通るとボタンが押されて役に影響を与えます。これはロールオーバースターと呼ばれます。 |
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トップレーン プレイフィールド上方に、レーンが数本並んでいる事があります。こちらもボールを通すことによって役を揃えます。リターン&アウトレーン同様点灯しているレーンをフリッパーでチェンジできる事が多いです。プランジャーショットの力加減をコントロールすることによって、プランジャーレーンから直接ここにボールを通すゲームも多くあります。 |
| IV. ピンボールの遊び方 - 実機編 |
ゲームセンターで実機を見かけることも大分少なくなりましたが、実際に大きなマシンでプレイするのはコンピューターゲームとはまた違ったリアルな楽しみがあります。どこかで実機を見かけたら是非遊んでみてください。
アメリカではピンボール台を売っているお店は同時にジュークボックスを扱っている事が多いのも納得です。 ピンボール台の前に立ったら、100円玉をコインスロットに入れましょう。コインスロットはキャビネット前面にあります。コインスロットは2つ以上付いていることが多いのですが、どちらのスロットでもかまいません。 次にスタートボタンを押します。スタートボタンはたいてい前面コインドアの左上についています。コインを入れると点滅をはじめるものが多いので、すぐ見つかると思います。 「ガション」という音とともにボールがプランジャーレーンに出てきます。 これをキャビネット左右のフリッパーボタンを押してフリッパーを動かし、上方に打ち返します。ボタンは手のひらをキャビネットに乗せて、延ばした人さし指や中指で押すのが一般的です。 ボールが一番手前のフリッパーの下(アウトホール)まで落ちてしまったら、1ボール終了です。
上手く役が揃うと、音楽が変ったり、イルミネーションが変ったりボールが一杯出てきたりします。 役が揃うと大量の得点が入ります。ピンボールを始めたばかりの時は台に表示されているハイスコアと自分のスコアとのあまりの違いにビックリするかもしれませんが、これは役を熟知してそれを狙って揃えているからなのです。 役を意識してプレイする様になるとピンボールの楽しみは倍増します。リプレイが取れる様になり(一定のスコアを超えると無料のゲームができます)、そしてついにはハイスコアにイニシャルをいれることができるようになることでしょう。
*神技の中には、絶妙なフリッパータッチや揺らしのテクニックなどの他に、手首を痛めたり台を痛めたりする危険性のあるものもあります。もしそのような技を見聞きする事があっても安易に真似する事は勧められません。そういった技は正式な大会では禁止されていますし、私が見せて頂いたのも個人の所有する台での特別なデモンストレーションでした。 |
| V. ピンボールのトリビア |
フリッパー フリッパーは電磁石(コイル)の力によって動くようになっています。フリッパーボタンを押すと電流が流れて磁石の力で跳ね上がり、電流が切れるとバネの力で元の位置に戻るとても単純な仕掛けです。仕掛けは単純ですが、これを操作する多くのテクニックがあり、それを駆使することでターゲットを狙うのです。(フリッパーテクニックについてはテクニック編で解説しています。)
フリッパーが誕生したのは、1947年ゴットリーブ社のハンプティーダンプティーです。フリッパーの誕生によりピンボールは運ではなくテクニックを競うゲームになったと言われています。近頃では一台に使われるフリッパーの数は2〜4個くらいが一般的ですが、ハンプティーダンプティーという台にはなんと6個のフリッパーがありました。 しかし、現在のようにフリッパーでターゲット狙うというものではなく、単にボールを落ちないように動かすという程度のものでした。現在のピンボールのフリッパーの位置に落ち着くのは1960年代以降です。 1ゲームいくら? 日本では1ゲーム100円が相場です。また200円連続で入れると3ゲーム遊べるものが一般的です。以前は少し古いモデルなどが50円で1ゲームといったものもありました。現在の米国では1ゲーム50セント、3ゲーム1ドルといった感じで日本より大分安い感じです。
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