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Reiko's Chamber
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行く夏を惜しみつつガラスで作るさつま芋の葉 September 3, 2005

まだ暑い毎日ですが、秋の気配が感じられるようになってきました。今年の夏はどうでしたか?私は能登の九十九湾で磯遊びしてきましたよ。海中公園には色々な生き物がいて、初めて野生のアメフラシやウミウシを見て感動しました。(右図:クロヘリアメフラシ)他にもフグだのウニだのカニだのタコだのヤドカリだのと遊びました。

富山の海水浴場は水上バイクが暴走していて全然くつろげない場所になってしまいましたが(怒)、能登は静かで平和。沖縄にも匹敵するナイスリゾートです。能登空港が出来てアクセスもばっちり。是非お越し下さいませ。ちなみに左のペンギンは富山ファミリーパークのフンボルトさんです。涼しそうですね。

パートドヴェールで皿を作る
富山市はガラス工芸に力を入れていて、市民はなんと無料で(材料費のみ)プロの作家の先生にガラス工芸を教えてもらえるんですよ〜。私も時々習いに行っています。今日は最近作ったお皿の作り方を紹介しましょう。パートドヴェールという技法は、粘土やワックスで作った原型を石膏で型取りしたものに、ガラスの粉を詰めて電気炉で焼成するものです。吹きガラスなどに比べると、時間をかけてじっくりと形を作り込めるので私はこの技法が好きです。色は透明のガラスを砕いたものに色ガラスのパウダーを混ぜて出しますので、浮き彫り状に色を変えたり、グラデーションをつける事もできます。
今回は原型をワックスで作りました。これは歯科で詰め物を作るためのシートワックスです。5mmほどの厚さで、常温で指で好きな形に曲げられます。でも夏はべとべとして大変です。指についたワックスがノートに付着したところに粘土がくっついて、ノートを入れたバッグの中がべとべと。一度くっつくとなかなか取れません。

石膏にしたときにガラスを詰めるため、ガラス板の上で粘土で湯口をつけます。皿の内側にへこみが出来てしまったので、粘土で埋めたんですがこれは失敗。ガラスに土の色が焼き付いて仕上げが大変でした。。。

電気炉で焼成するときはこれがひっくり返った状態になります。ガラスは溶けて、ワックスがあった部分に重力で落ち込んで固まります。ガラスが細く尖ったところまで流れるように、先端になった部分に竹串を刺して空気穴を作ります。

竹串は炉の中で燃えて無くなり、空洞になるわけです。石膏を流すために塩ビのシートで枠を作ります。ガムテープできちんと止めないと石膏が下から漏れて大変な事になります。

型用の割りやすい石膏を流します。すっかり固まったら、このまま石油の一斗缶などに水をはったものに入れ、火にかけて蒸すとワックスが溶けて流れてワックスがあった形に空洞ができます。

右図はワックスを取り除いた石膏をひっくり返してガラスのカレットを詰めたところ。必要なガラスの量は使用したワックスの量から計算します。底から上部へ向かって色が薄くなるように色ガラスの配合を少しずつ変えてガラスを入れました。

電気炉で焼き上げた型。割れなくて良かった〜。盛り上がっていたガラスが溶けて型に流れてかさが大分減っているのが見えるでしょう。これが皿の底部分になります。

さてこれから型を割って行くのが一番楽しい時間♪皮スキ包丁と木槌で慎重に石膏を割って行きます。ちょっとずつ皿が見えてきました。うまく葉脈も出ているようで一安心。

ここで悲劇が!調子良く割って行ったら「かりっ!」と嫌な手応えが。皿にカエルさんが乗っていたのを忘れて割っていたので、カエルの右目をすぱっと石膏と一緒に割り取ってしまった。。。悲しすぎる。でもめげないでここからは彫刻刀で少しずつ皿の内側を堀り取って行きます。

右図は石膏から掘り出されてほやほやの皿。パートドヴェールは石膏の付着したテクスチャーもきれいなので、石膏のついた肌を生かした作品もあります。

皿の底部分のバリをざっと叩き落としてから、カッティングマシーンで湯口だった部分をきれいに整形します。ちゅい〜ん。

底の部分の中央が窪んでいたので、円盤状のやすりが回転する機械で底ずりします。しゃりしゃりしゃり。ガラスは摩擦で熱をもつと割れてしまうので、水をかけながら削ります。眼鏡からエプロンまで水が飛び散ってびしょびしょ。

次に100番から1000番まで10種くらいの耐水サンドペーパーでつるつるにしたい部分を磨きます。これは肩の凝る作業ですが、ふちが曲線で深めの皿なので機械では磨けないのですべて手作業です。

やっと完成。ふちもつるつるになったし、なかなかの出来映えでしょ?さつま芋のしっぽを切ったやつをここで水栽培する予定です。カエルの右目が何とも残念ですが、ま〜これで良しとしよう。違うアングルでもっと大きい完成品の写真はこちらです。(140K)

My Favorite Tunes

最近また時々映画館に行くようになりました。主たる原因はまちなかに引っ越したので歩いて映画館に行けるようになったからなんですが、やっぱり映画館で映画を見るのっていいですね。なんと言っても映画見ている時はそれ以外の事を何もしなくていいですからね。家でビデオ見ようと思ってもなかなか時間が取れないし、途中で何か用事が発生したりしますからね。

今日の3本は、「もう一度映画館で見たい映画のサントラ」です。2001年〜は、テアトル東京の最後の上映で巨大なスクリーンで見たなあ。シネコンもいいけどこういう映画はああいう途方も無い大きさのスクリーンで見たいですよね。

ブレードランナーはデッカードが大乱闘の末レプリカントを「リタイア」して家に戻り、ウイスキーをぐっとあおると、切れた唇から逆光に照らされたグラスの中に血が一筋すーっと入っていくシーンが印象的でしたが、これもテレビのスクリーンでは感動しないかも。このサントラは所蔵CDの中で一番沢山聞いたかもしれないです。何度聞いても全然飽きない逸品。

バーディーのサントラはガブリエルlll、IVからの曲をアレンジしたものが多いですが、元のバージョンよりこのサントラバージョンの方が好きです。これも映像・音楽共にずっしりと脳の深部にしみこんでいるなぁ。

さて、遊んでばかりいるわけではなく、もちろん新作の開発に忙しい毎日です。特にフジタは既にてんぱっています。というわけで次回は新作のグラフィックのドラフトこっそり見せちゃいます。お楽しみに〜

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